Higgsfield MCPとは? — AIエージェントから直接動画を生成できる仕組み

Claude Codeプロンプトを入力Higgsfield MCP30以上の動画・画像AIモデルSora / Kling / Veo / SeedanceAI生成動画(最大4K・15秒)リアル風キャラクター・シネマティック映像APIキー不要・OAuthで即接続
図:Higgsfield MCPの仕組み — Claude CodeからAIモデルを直接呼び出して動画を生成

Higgsfield MCPは、2026年4月にリリースされたAI動画・画像生成プラットフォーム「Higgsfield AI」の公式MCPサーバーです。

MCP(Model Context Protocol)とは、AIエージェント(Claude Codeなど)が外部ツールを呼び出すための規格です。Higgsfield MCPを使うと、Claude Codeに話しかけるだけでSora・Kling・Veo・Seedance 2.0といった最新AI動画モデルを呼び出し、映像を生成できます。

Higgsfield MCPの主な特徴:

  • 30以上のAI動画・画像生成モデルに1つの接続で対応
  • 最大4K解像度・1クリップ15秒まで生成可能
  • APIキー不要(Higgsfield アカウントで OAuth認証)
  • Seedance 2.0はオーディオ入力対応(音楽に合わせた映像生成が可能)
  • リアル風キャラクターの一貫性維持(同一キャラクターを複数シーンに配置)

ミュージックビデオをAIで作る — 全体の流れ

このガイドでは、以下のフルワークフローをAI連携だけで完結させます。

STEP 1Suno AIで楽曲を生成STEP 2Claude Codeで歌詞・構成を整理STEP 3Higgsfield MCPで映像シーンを生成STEP 4CapCutで字幕・編集・書き出しSTEP 5YouTubeへ投稿使用ツール:Suno AI(楽曲)→ Claude Code + Higgsfield MCP(映像)→ CapCut(編集)すべてAI連携で完結・物理作業ゼロ
図:AIミュージックビデオ制作のフルワークフロー
ステップ ツール 作業内容 所要時間
STEP 1 楽曲生成・選曲 Suno AI 複数曲を生成してMV化する1曲を決める 15〜30分
STEP 2 構成整理 Claude Code 楽曲を区間に分けてシーン設計 5分
STEP 3 映像生成 Higgsfield MCP 各シーンの動画クリップを生成(有料クレジット消費) 30〜60分
STEP 4 編集・字幕 CapCut(無料) クリップ結合・歌詞字幕・書き出し 20〜30分
STEP 5 投稿 YouTube アップロード・説明文・タグ設定 10分

費用について: Sunoの楽曲生成は低コストで何度でも試せます。映像生成(STEP 3)はクレジットを消費するため、楽曲が決まってからSTEP 3に進むのが効率的です。


始める前に — 必要なサービスと費用の目安

このワークフローで使うサービスは4つです。それぞれの最低限のプランと、月にどのくらい作れるかをまとめました。

月1本MVを作るための最低コスト試算Claude Code$20/月ProプランAIエージェント本体MCP接続・映像指示シーン設計・歌詞作成✓ 無制限で使用可Higgsfield AI$15/月〜Starterプラン(年払い)映像生成 200cr/月Kling: 約33本/月Veo/Sora: 約3〜5本/月△ 月1本MVなら足りるSuno AI$10/月Proプラン楽曲生成 2,500cr/月約500曲/月商業利用・配信OK✓ 十分すぎる量CapCut無料フリープラン動画編集・字幕追加1080p書き出しOKウォーターマークなし✓ 無料で十分
図:月1本MVを作るための最低コスト — 合計$45/月(約¥6,700)から始められる

サービス別 詳細

サービス 役割 最低プラン 月額 月にどのくらい作れるか
Claude Code AIエージェント本体。シーン設計・プロンプト生成・MCP操作 Proプラン $20(約¥3,000) 制限なし。日常的に使い放題
Higgsfield AI AI映像生成(Kling・Veo・Seedance等) Starterプラン(年払い) $15(約¥2,200) 200クレジット/月。Kling使用で約33クリップ、Veo/Soraで5〜8クリップ
Suno AI 楽曲・ボーカル生成 Proプラン $10(約¥1,500) 2,500クレジット/月 = 約500曲。商業利用・YouTube収益化OK
CapCut 動画編集・歌詞字幕・書き出し 無料プラン ¥0 月15分以内の動画を無制限で書き出し。1080p・ウォーターマークなし
合計     $45/月(約¥6,700) 月1〜2本のMVを制作可能

Higgsfieldのクレジット消費の目安

映像1クリップ(8〜10秒)あたりのクレジット消費数です。

モデル クレジット消費 Starterプラン(200cr)で作れる本数 映像の特徴
Kling 3.0 約6cr 約33クリップ 人物動作・表情が自然。歌唱シーンに最適
Seedance 2.0 約15〜20cr 約10〜13クリップ 音楽同期対応・多入力。MV全体の柱に
Veo 3.1 約40〜50cr 約4〜5クリップ 映画的な映像品質。風景・アクションに
Sora 2 約60〜70cr 約3クリップ 複雑なカメラワーク・物理表現

実践的な使い方のコツ: MV1本あたり6〜8クリップ必要です。StarterプランではKling中心(1クリップ6cr)でシーンを生成し、サビだけVeo/Soraに切り替えるのがコスパの良い構成です(合計80〜100cr程度)。

まず無料で試す方法

いきなり課金せずに動作確認したい場合:

  1. Higgsfield AI — 無料アカウントで毎日10クレジット付与(Kling換算で約1クリップ/日)
  2. Suno AI — 無料プランで毎日50クレジット付与(約10曲/日、非商業利用)
  3. Claude Code — 無料プランでもMCP接続・映像指示は可能(ただし使用量に上限あり)
  4. CapCut — 完全無料で使い続けられる

無料枠で一連の流れを体験してから、必要に応じて有料プランに移行するのがおすすめです。


STEP 0:Higgsfield MCPをClaude Codeに接続する(セットアップ)

1. Higgsfield AIのアカウントを作成する

  1. higgsfield.ai にアクセス
  2. 「Sign Up」からGoogleアカウントまたはメールで登録
  3. 無料プランで登録完了(クレジットが付与される)

料金について: Higgsfield AIはクレジット制です。動画生成はモデル・解像度によって数十〜数百クレジット消費します。まず無料クレジットで試してから、必要に応じてプランを選んでください。

2. Claude Codeの .mcp.json にHiggsfield MCPを追加する

プロジェクトのルートにある .mcp.json(なければ新規作成)を開き、以下を追加します。

{
  "mcpServers": {
    "higgsfield": {
      "type": "http",
      "url": "https://mcp.higgsfield.ai/mcp"
    }
  }
}

ターミナルから一発でセットアップする場合:

claude mcp add --transport http --scope user higgsfield https://mcp.higgsfield.ai/mcp

--scope user を指定すると ~/.claude/mcp.json に書き込まれ、すべてのプロジェクトで使えるようになります。

3. OAuth認証を完了させる

Claude Codeを再起動すると、初回利用時にブラウザが自動で開きます。

  1. Higgsfield AIのアカウントでログイン
  2. 「Allow Access」をクリック
  3. ターミナルに戻ると接続完了

認証の確認は次のコマンドで:

claude mcp list

higgsfield が表示されれば接続成功です。


STEP 1:Suno AIで複数の楽曲を生成して「MV化したい1曲」を選ぶ

映像生成はクレジットを消費するため、先に楽曲を複数作って気に入った1曲を決めてからMVに着手するのがコスト的にも効率的です。Suno AIの楽曲生成は低コスト(Proプランで約500曲/月)なので、何度でも試せます。

楽曲プロンプトの書き方

Suno AI(suno.com)で楽曲を生成します。ジャンル・テンポ・雰囲気を英語で具体的に書くのがコツです。

J-POP(女性ボーカル)のプロンプト例:

japanese pop song, female vocals, emotional and dreamy,
piano ballad with electronic elements, soft melody,
city night atmosphere, reverb vocals, 80bpm

Custom Mode(歌詞を自分で書く)の使い方:

Custom Modeでは [Verse][Chorus] タグを使って構成を指定できます。女性ボーカルを指定する場合は female vocals をスタイル欄に必ず入れてください。

[Verse 1]
夜が滲む窓の外
あなたの声がまだ耳に残る
消えそうで消えない灯り
ひとりで抱えた秘密のまま

[Chorus]
もう一度だけ呼んでよ
その名前で呼んでよ
ここにいるよ ここにいるよ
届かなくても

[Verse 2]
時計の針止まったまま
季節だけが流れていく
諦めようとするたびに
あなたの笑顔が浮かぶから

[Chorus]
もう一度だけ呼んでよ
その名前で呼んでよ
ここにいるよ ここにいるよ
届かなくても

複数バリエーションを生成して選ぶ

同じプロンプトでも生成するたびに違う仕上がりになります。まず5〜10曲作って聴き比べ、MVにしたい1曲を選んでください。

確認ポイント 理由
ボーカルの声質・抑揚が好みか MVの雰囲気を決定づける
サビのキャッチーさ 視聴者に残る印象が変わる
テンポが映像に合いそうか 編集でクリップを割り当てやすいか
曲の長さ(1〜2分が最適) 映像クリップ数=コストに直結する

選んだ楽曲のダウンロード

  1. 気に入ったバージョンの「…」→「Download」→「Audio」でMP3をダウンロード
  2. ファイル名を mv-track.mp3 など分かりやすく変更して保存
  3. 歌詞も「…」→「Copy Lyrics」でコピーしておく(STEP 4の字幕作業に使います)

注意: 無料プランの楽曲は商業利用不可。YouTubeへの収益化投稿にはProプラン($10/月)が必要です。


STEP 2:Claude Codeでシーン構成を設計する

楽曲の区間を区切り、各シーンに映像のイメージを割り当てます。Claude Codeに以下のように依頼するだけで設計できます。

Claude Codeへの依頼例:

楽曲の構成は Verse1(0:00-0:30) / Chorus(0:30-1:00) / Verse2(1:00-1:30) / Chorus(1:30-2:00) です。
夜の東京を舞台に、雨の夜に想いを歌う若い日本人女性が主人公のミュージックビデオを作ります。
各セクションに合う映像シーンを5〜6本提案してください。
Higgsfield MCPで生成するための英語プロンプトも一緒に書いてください。

出力例(Claude Codeが提案するシーン設計):

シーン 区間 映像内容 Higgsfield プロンプト
Scene 1 Verse 1 雨の窓際でうつむく女性 young Japanese woman sitting by rain-streaked window at night, soft backlight, cinematic, 4K
Scene 2 Chorus 夜の路地で傘を持ちカメラを見つめる young woman in dark alley holding umbrella, looking into camera, neon reflections on wet pavement, music video style
Scene 3 Verse 2 東京駅のホームで列車を見送るシーン woman standing on train platform at night, train departing, emotional, shallow depth of field
Scene 4 Chorus(ラスト) スローモーションで空を見上げる slow motion, woman tilts face up toward falling rain, street lights blur, emotional close-up

STEP 3:Higgsfield MCPで映像を生成する

シーン設計ができたら、Claude Codeから直接 Higgsfield MCPを呼び出して動画を生成します。

Claude Codeへの基本的な指示の書き方

Higgsfield MCPで以下のシーンの動画を生成してください。

Scene 1:
- モデル: Kling 3.0
- プロンプト: young Japanese woman sitting by rain-streaked window at night,
  soft backlight, looking outside, cinematic, 4K, realistic, music video style
- アスペクト比: 16:9
- 尺: 8秒

生成が完了したらダウンロードリンクを教えてください。

Higgsfield MCPで使えるモデルの特徴

モデル 得意なシーン 特徴
Seedance 2.0 音楽に合わせた映像・多入力 テキスト・画像・音声を同時入力可能。音楽と動画を同期させるのに最適
Kling 3.0 リアルな人物動作 人間の動き・表情の自然さが高い。歌唱シーンに向く
Veo 3.1 映画的な映像品質 シネマティックな質感。風景・アクションシーンに強い
Sora 2 物理的な動きの正確さ 複雑なカメラワーク・物理シミュレーションが得意

キャラクターの一貫性を保つ(Soul機能)

複数シーンに同じキャラクターを登場させたい場合、HiggsfieldのSoul機能でキャラクターを事前にトレーニングできます。

Claude Codeへの指示:

Higgsfield MCPのcreate_character機能を使って、
以下の説明でキャラクターを作成してください:
- 20代の日本人女性
- クリーム色のコート、白いワンピース
- ショートヘア、ナチュラルメイク
キャラクターIDを教えてください。以降のシーン生成に使います。

一度作成したキャラクターIDを各シーンの生成プロンプトに含めることで、外見が統一されたミュージックビデオが完成します。

生成ステータスの確認

動画生成には数分かかります。Claude Codeに確認を依頼できます:

先ほど生成を依頼した動画のステータスを確認してください。
完了していたらダウンロードURLを教えてください。

STEP 4:CapCutで字幕・編集・書き出しをする

生成した動画クリップを無料の動画編集アプリ「CapCut」で仕上げます。

動画クリップHiggsfieldで生成6〜8本のMP4音楽トラックSunoで生成MP3ファイルCapCutクリップ結合歌詞字幕追加カラーグレーディング完成MV(MP4)1920×1080 / YouTube最適化歌詞字幕・音楽シンク済み
図:CapCutでの最終仕上げフロー

CapCutでの基本作業手順

  1. 新規プロジェクトを作成(16:9 / 1920×1080で設定)
  2. 音楽ファイルをインポート(Sunoで生成したMP3)
  3. 動画クリップをタイムラインに並べる(Higgsfieldで生成したMP4を楽曲の区間に合わせて配置)
  4. 字幕を追加する
    • CapCutの「テキスト」→「自動字幕」機能で歌詞を自動生成
    • または「テキスト追加」で手動入力し、歌詞に合わせてタイミングを調整
  5. カラーグレーディング(「フィルター」でシネマティックなトーンを加える)
  6. 書き出し(1080p / 60fps推奨。YouTubeアップロード用)

STEP 5:YouTubeに投稿する

完成したMVをYouTubeにアップロードします。

効果的な説明文の例(Claude Codeに作成を依頼できます):

このミュージックビデオは完全にAIツールで制作しました。

🎵 楽曲生成:Suno AI
🎬 映像生成:Higgsfield MCP(Seedance 2.0 / Kling 3.0)
✂️ 編集・字幕:CapCut
🤖 制作ディレクション:Claude Code

#AIミュージックビデオ #HiggsFieldAI #SunoAI #AI音楽 #DTM

よくある質問

Q. Higgsfield MCPは無料で使えますか?

Higgsfield AIのアカウント作成は無料で、初回クレジットも付与されます。ただし動画生成にはクレジットが消費されます。本格的に使う場合は有料プランの検討が必要です。

Q. 生成した動画・楽曲の著作権はどうなりますか?

Higgsfield AIで生成した映像の権利は利用規約に準じます。商業利用の前に必ず各サービスの規約を確認してください。Suno AIは有料プランであれば商業利用・収益化が可能です。

Q. 生成に失敗したり、思った通りの映像にならない場合は?

プロンプトをより具体的に書き直すことで精度が上がります。Claude Codeに「このプロンプトを改善してください」と依頼すれば、修正案を提案してもらえます。

Q. 1本のミュージックビデオを完成させるのにどれくらいかかりますか?

慣れてくれば全工程で2〜3時間程度です。初回は設定・試行錯誤を含めて半日ほど見ておくと安心です。


🎬 このガイドで使ったAI動画ツール

Sora・Kling・Veo・Seedance 2.0など30以上のモデルを一か所で利用できます。Claude Code MCPで直接呼び出せるのはHiggsfield AIだけです。

Higgsfield AI 公式サイト(無料アカウントで開始可)→

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